2014年9月20日土曜日

サーバル娘達お嫁にいきます

昨年11月9日、サーバルのタカ(オス)とユキ(メス)の間に誕生した、

子どもたちは立派に成長しました。


ユリ(メス)はまつげも長く、お母さんのユキにそっくりな美人顔です。


ユカ(メス)はよくご飯を食べ、体重10キロを超える食いしん坊です。

お父さんのタカそっくりで、顔がまんまるです。

そして、ユカの額をよく見ると、UVと書いてあるように見えるんです。



↑飼育員も最近気がつきました。


左からユリ、お母さんのユキ、ユカ

サーバルは、野生では単独で生活していて、

赤ちゃんは成長すると、一才前後で独り立ちします。



当園の姉妹もそろそろ独り立ちの時期なので、

それぞれ違う動物園に「お嫁入り」することが決まりました!


飼育員も本当に自分の子どもをお嫁に出すような気持ちです。


姉妹が一緒にいるところを見れるのは、あと少しなので、

みなさんお早めにご来園ください!!

※オスと親子を交代で展示していますので、午前中の方がご覧いただけると思います。




2014年9月15日月曜日

今日は敬老の日!

去年のブログでも、当園の長寿な動物を特集してきましたが、

今年もみんなとっても元気です♪


そして、今回敬老の日イベントの主役!!


チリーフラミンゴミンごろうさん!


1958年に上野動物園に来たという記録は

チリーフラミンゴの中では一番古いものなので

ミンごろうさんは国内最高齢のチリーフラミンゴと言われています!

誕生日がわかっていないので、正確な年齢は不詳ですが

今年で推定56歳以上になりました。




今年はミンごろうさんの長寿をお祝いしようと

園長から表彰状が送られました。

とても長生きで賞!!!

心なしか、嬉しそうな表情に見えます♪



奥がミンごろうさんです

こちらの賞状はフラミンゴ舎の前に飾ってあります!


おうちのおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に

ミンごろうさんもお祝いしてあげてください (^△^*)ノ 













2014年9月14日日曜日

シルバーさんの一日

園内の植物や整備をしているのは、シルバー人材センターから派遣されてきた

スーパーおじいちゃん達です。

私たちは、親しみを込めて‘シルバーさん’と呼んでいます。

元々はまったく違う仕事をしていた人達なのですが、

みなさんとにかく働き者です。

さっきまで芝を刈っていたかと思うと、違う場所で植物の植え替えをしていたり、

同じ場所にずっといることがほとんどなく、園内のあちこちで作業しています。


今回は、シルバーさんの仕事を少しご紹介します。


動物が出ていないことを確認して、雑草を刈ります。



テーブルも毎日拭いてくれます。



ブロワーで落ち葉を集め、園路をきれいに掃除します。




バリカンで、伸びてきた植物を均一に刈り込みます。

これ実はかなり重いんです。



園内の看板を作ると聞いたので、

「作っているところを写真撮りたいのであとで撮りに行きます」って言ったのに・・・・

少し経ってから行ったらもうほぼ完成しちゃってました∑(・Д・・)

仕事がはやい!!


完成です!

ある日、「園の外のコスモスがきれいだから見てみな」とシルバーさんに言われ、

見にいくと・・・・


とてもきれいに咲いていました☆



園内だけでなく、動物園周辺の植物の植え替えもしてくれていたんですね。


動物園というと、どうしても飼育員の仕事に目がいきますが、

地道な作業をし続けているシルバーさん達がいてこそ成り立っていたんです。

動物園にお越しの際は、園内の植物に目を向けてみるのもいいかもしれません。







2014年9月13日土曜日

飼育員の一日

飼育員の一日をご紹介します!

今回はハイエナ、マントヒヒ、トナカイなどを担当している坂本飼育員の一日を

追いました。


朝は、動物を寝室から展示場に出し、動物を観察した後、
エサを用意しているところ
動物を展示場に出します
マントヒヒ、フサオマキザル、テン、タヌキ、アライグマ、インドタテガミヤマアラシ、

トナカイ、エミュー、シマハイエナ、リスザルの寝室の掃除をします。

ゴミをとって
水で流して
デッキブラシでこすります
壁も洗います
動物の観察も重要です
エサを切って午前中は終了です。


午後は動物の観察後、夕方のエサの用意をします。
エサを切っているところ
日誌を記入したり、そのほかの作業をします。

その日の動物の状態などを記入します
30Kgの乾草を運んだり、けっこう体力使います
動物を寝室に戻し、また掃除をして終了です。

ゴミ捨て
ゴミを捨てて終了です。


現在スタディールームに飼育員の一日の紹介が展示されています。



こちらも是非見てくださいね!




2014年9月12日金曜日

9月13、14、15日は敬老の日イベント!



敬老の日(9月15日)にちなんで、当園では9月13、14、15日にイベントを行います!




ミンごろうさん




チリーフラミンゴのミンごろうさんの

イラスト入り用紙にメッセージを書いて

おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントしよう!










チリーフラミンゴのミンごろうさんは

とっても長寿なんです!



1958年4月に上野動物園に来園し

2003年10月に羽村市動物公園にやってきました。


2014年9月現在 56歳以上のミンごろうさんは

国内最高齢のチリーフラミンゴと言われています。


額のこぶが特徴です!




そんな長寿のシンボルでもあるミンごろうさんの

イラスト入り用紙がこちらです(・ω・*)ノ



見本です









どきどきハンズオン前の青空広場で

無料配布します。


ご自宅に持って帰っていただき

色を塗ったり、おじいちゃんおばあちゃんに日ごろの感謝を書いて

プレゼントをしてください。

ポストカードサイズなので、ハガキに貼れば

遠くに住んでいるおじいちゃん、おばあちゃんにも届きますよー!






2014年9月11日木曜日

トナカイの角、むけはじめる

9月に入り、肌寒く感じる朝が増えてきました。

トナカイは秋になると袋角と呼ばれる角の皮がむけてきます。

たまたま袋角がむける前日にも写真を撮っていたので、

違いを比べてみてください!

9月8日(前日)
9月9日(次の日)
一生懸命、壁や木の枝に角をこすりつけて皮をはがそうとしているチョッパー(オス)の

動画が撮れたのでご覧ください。



この皮が完全にむけると、立派な白い角になります。

オスの場合、11月の終わり頃には角が抜け落ち、

また袋角が伸びて大きくなります。

よくお客様に、毎年角を切ってるんですか!?と質問をされますが、

勝手に抜け落ちるんです。

今年は何月に抜け落ちるか楽しみです♪


2014年9月10日水曜日

国際レッサーパンダの日

毎年9月の第三土曜日はレッサーパンダネットワークが定めた、

『国際レッサーパンダの日』です。


今年は9月20日(土)で、世界各国の動物園で、

レッサーパンダのことを知ってもらうための様々なイベントが行われています。

そこで、当園でもレッサーパンダに興味を持ってもらい、

学べるようにパネル展示ぬりえを用意しました!


ぬりえは9月13日~20日にスタディールームに置いてあるので、

ご自由にお楽しみください。  ←クレヨンも置いてあります♪

このぬりえはなんと職員の手書きです!!

期間中しか手に入らないのでぜひご来園くださいね☆


2014年9月7日日曜日

カワチヤッコ(河内奴)ヒナ すくすく育ってます!

日本鶏の17品種が天然記念物に指定されていて、

当園では11品種の日本鶏を展示しています。

そのなかの一品種、カワチヤッコ(河内奴)は原産地(三重県)では闘鶏の盛んな

「河内(大阪)からきた、元気な奴」ということで命名され、

闘鶏の訓練相手に使われていました。


現在、当園いるカワチヤッコは2011年12月に、

ペアで富山市ファミリーパークよりやってきました。

いつもオスとメスと仲良くよりそっています。


今年の春もたくさん卵を産んだのですが、その内の1つが

6月22日に無事に孵卵器で孵化に成功しました。

生後2日元気いっぱいです
奥には卵の殻があります
目の横の黒い線や、頭頂部には色の違う茶色い羽も特徴的です。

元気いっぱいに生まれてきてくれました!


生後14日を過ぎたころから、天気の良い日に日本鶏舎の展示場で

お外デビューをしました♪

生まれてすぐの頃と違い、羽もしっかりして模様も変わっていきます!

目の横の黒い線は変わらず残っていますね。

すっかり姿が変わりました!
見るもの全てが初めてのものなので、

止まり木や外の景色に興味津々です。



どうやら止まり木のここが

お気に入りの場所になったようです・ω・*


毎日たくさんの太陽の光を浴び、おいしいご飯をたくさん食べ、

9月で生後3ヶ月を迎えます。


その姿は・・・

ジャーン!!

大きくなりましたね!

体はまだ小さいですが、姿は大人の鶏とほとんど変わりません。

鶏の成長は本当に早いですね。


これからもすくすく元気に成長していく姿を見守りたいと思います!


2014年9月6日土曜日

『ふれあい動物縁日』があります!!

9月23日(火)帝京科学大学の学生さんたちによる、

ふれあい動物縁日が行われます。


参加費はなんと無料!!(入園料はいただきます)

各ブースでカードラリーや動物クイズなどを楽しむことができます。

前回の様子

場所は広い芝生広場で行い、たくさんのテントがでます。




みなさんぜひ遊びに来て下さいね!!


2014年9月4日木曜日

動物慰霊祭~シンリンオオカミ「オーク」も慰霊~

今年も動物愛護週間の一環として、動物公園内で飼育していた

動物たちの慰霊を行います。


また、動物公園で飼育していた、当時国内最高齢だった

1995年生まれのシンリンオオカミの「オーク」は、

昨年9月5日にこの世を去り、今年でちょうど一年になります。


「オーク」を含め、動物への愛護の気持ちを深めていただくために

一般の方の参加を受け付け、家庭で飼われていた動物たちも一緒に慰霊します。

参加を希望する方は、入園後、開始15分前に直接会場にお越しいただき、

芳名帳に記帳の上、慰霊祭に列席してください。


 日  時  :  9月23日(火)11時~11時30分(雨天決行)

 会  場  :  動物公園内 慰霊碑前

参 加 費  :  無料(入園料はかかります)

問い合わせ :   動物公園 ℡042-579-4041








2014年9月1日月曜日

ケヅメリクガメのお引越し

動物園には、お客様の見える場所に展示している動物と、

表から見えない場所で飼育している動物がいます。


今回は、ケヅメリクガメペッパーを、

お客様から見える場所に展示することにしました。

場所はサバンナ園の手前の草むらです。

犬小屋を改造し、雨よけの小屋を作り、いざお引越しです。



引越し中、ホオカザリヅルのキュルさんが挨拶しにきました。

新参者に厳しいキュルさん
引越し後しばらくは小屋の外に出てこなかったペッパーも、


翌日からよく動き回るようになりました。

小屋に入ったり外に出たり

しかし、ここで問題発生です。

キリンの小町がカメが動き回る音に警戒してしまい、

なかなかエサやりツアーでエサを食べにこなかったのです。

カメのいる方向を気にしている小町
そこで、エサやりツアーのときは一時的にカメを小屋に収容することで、

とりあえず一件落着です。

キリンは徐々に馴れさせていくので、まだカメがご覧いただけない場合がありますが、

温かく見守ってくださいね。